わるいこのひとりごと

日々の本音。

居酒屋で頼むもの

お題「居酒屋で頼むもの」

 

記事更新の練習のためお題スロットを活用。

 

私が居酒屋で頼むものはたこわさ。

たこのまわりがとろりと溶けていて、口に入れるとしょっぱい海みたいな香りが鼻に抜ける。そのあとを追うわさびの辛味。

わさびはすりおろしていないからか脳天に響くような辛味ではなくさわやかな辛さ。

日本酒と一緒に食べるととてもおいしい。

 

お酒は、とりあえずビールから甘い果実酒に流れ、最後は日本酒。

焼酎はいい香りなんだろうけれど、私には消毒液のような感じがして少し苦手…。

悪い子って何だろうか

悪い子って言われる子どもたちって、世の中にたくさんいると思う。

 

家の壁に落書きをする。門限を破る。クラスメイトを蹴る。仲間はずれをする。誰かのものを盗む。ごみを人の家に投げ入れる。嘘をつく。謝らない。

学校をさぼる。昼間から街で遊んでいる。お酒やたばこに手を出す。無免許運転をする。

 

だけど、子どもにはきっとそれらの行動をする理由がそれなりにあったはずだ。

 

落書きをした理由は何だったんだろう。

壁が大きな画用紙に見えたのかもしれない。だったら話は早いのではないか。この家はみんなの大切なもの。そこに絵を描くと汚れているように見えてしまう。この家をきれいに大切に使いたいから、絵を壁や大切なものに描くのはやめてね、と子どもに伝われば解決だ。

でも、落書きをしたのが「むしゃくしゃしたから」「いらいらしたから」だったらどうだろうか。

たとえば、いつも厳しい保護者に嫌気がさして、仕返ししてやろうとしたのかもしれない。弟をいじめたわけではないのに、弟をいじめたのではないかと問い詰められて理不尽に怒られて、悲しくて怒りのやり場を失ってやってしまったのかもしれない。仕事が忙しい保護者にもっと構ってほしくて、怒ってでもいいから相手にされたかったのかもしれない。

「壁に絵を描きたい」という気持ちの奥に、もっと漠然とした言葉で言い表せない不満や、怒りや、悲しみを子どもが抱えているのだとしたら

大人はそれに気づいてあげられるのだろうか。

 

子どもが起こすトラブルは、純粋に子どもが好奇心で起こしてしまうトラブルと、子どもがSOSとして起こすトラブルがあると思う。

SOSが小さいうちに気付いて、芽を摘み取れたら。子どもが心の奥に抱えたもやもやを取り除くことができたら。

不満が心に鬱積して、もっと大きな過ちを犯してしまう前に子どもを救えるのではないかと思う。

 

あまりに大きな「悪いこと」は、大人ですら対応できないほど複雑で、あまりに道理に反しすぎていて、見ることすら避けてしまうような問題だ。

大人が対処できるくらいの小さな問題のうちに、悪い子に手を差し伸べてあげたい。

 

結局、私が思う悪い子とは。

周りの大人に逃げられてしまった子。助けを求める声を、聞き届けてもらえなかった子。

そんなこんなで、いつの間にか矯正可能な「悪い子」だったのが、本当の「悪い人」になってしまって

そのまま大人になって、社会からも見放されてしまう人が世の中にはたくさんいるのだと思う。

 

悪い子だからお仕置きするのではなく、悪い子が世の中で受け入れてもらえるような育て方をできたら、と思う。